6月19日(木)、浦河陸上クラブのコーチが来てくださり、走り方教室を行いました。3時間目低学年、4時間目高学年で分けて行いました。
最初に教えていただいたのは、利き足の見つけ方です。体を前に倒して、自然に出る足が利き足になります。スタートでは、利き足を後ろにします。
次に、音に反応する練習をしました。ピーっと鳴ったら手を叩きました。
次に、スタートの足の位置の決め方を教えてもらいました。クラウチングスタートの姿勢で前足の踵に後ろ足の膝がくる位置に合わせます。そのままスッと立ち上がるとスタートの足の位置になります。
立ったら、真っすぐに立っていると重心が後ろにきているので、自然に足がでる姿勢まで体を前に傾け、前足に体重をかけます。
後ろ足の踵を上げ、地面をけるのではなく、後ろ足で地面を押すイメージでスタートをします。
手はしっかり前後にまっすぐ振ることが大事になります。手首が目の高さにくるまで腕を振り上げるのが大事だそうです。後ろに腕をしっかりひくことを意識することも大切です。そして、目線は横を見ないでゴールに向かってまっすぐ見ます。
これらのポイント教えていただき練習した後、実際に50mのタイムを計りました。5月に計ったタイムよりもタイムが良くなった子がほとんどでした。平均して1秒くらいはタイムが縮まりました。
最後に今後に向けて取り組んだらよいことを教えてくれました。まず、体のぶれを抑える方法は、雲梯をすることで抑える力がつくそうです。足の押す力をつけるには、鬼ごっこが効果的です。鬼は普通に走っておいかけますが、逃げる子はスキップで逃げることにより足の押す力が増すそうです。また、なわとびも効果的です。跳ぶときは、膝を曲げないことがポイントです。膝をまげずに跳ぶことで地面を押す力が増します。更に、機会があれば体育館を裸足で走ることも勧められました。裸足で走ることにより正しい足の接地の仕方が身につくそうです。
たくさんのアドバイスをいただき、とても参考になりました。今日教えていただいたことを今後の授業に生かしていきたいと思います。


